☆ビデオ ディスカウント 誰がビンセント・チンを殺したか? 1988 WHO KILLED VINCENT CHIN? 傑作ドキュメンタリー映画

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?実際に起こった事件を題材にしたドキュメンタリー映画。1982年デトロイトで、失業中の自動車工イベンスに日本人と間違われた中国人ビンセント・チンが、口論の末バットで殴り殺されるといった事件が起こった。何故イベンスは殺すまでにこの中国人を憎んだのか。監督は、長時間に渡るインタビューやニュースフィルムを巧みにつなぎ合わせながら問題を浮き彫りにしていく。ドキュメンタリーというと少々退屈に思う輩も居るかもしれないが、本作に出てくる犯人のイベンス、チンの母親や友人、目撃者らの証言、そしてニュースフィルムの断片を入れ替わり立ち代わり映していく様は、アナウンスでの解説や主観の表明は一切せず客観的で引いた視点のドキュメンタリーであるが故の、劇映画では表現出来ない数段の迫力を持って我々に迫ってくる。そしてこの事件を通して人種問題、経済問題、日本に対する敵意、法の問題点などのバックグラウンドを浮き上がらせるといった構造を持つこの作品は、ドキュメンタリーの持つ様々な劇映画にはない可能性を我々に提示する。結局無罪になってしまった犯人イベンスの、罪の意識の全くない開き直ったインタビュー映像には驚かされる。
監督#クリスティン・チョイ製作レニー・タジマ製作総指揮ファニータ・アンダーソン撮影クリスティン・チョイニック・ドゥニカイル・キップアル・サンタナ
☆00-270G-FQS2
#日本人#中国人#ビンセント・チン#口論の末バットで殴り殺される

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